Rememberの取り組みについて

株式会社Remember代表・前川航太朗のブログ。情報発信、学びや気付きのシェアなど。

信じることが安心につながる

人は他人から教わることなく

自ら成長していく力を持っています。

 

人はたとえ病気になったとしても

自ら修復していく力を持っています。

 

それができる必要十分な環境さえ整っていれば、

人は自動的に成長したり、

修復していくことができるのです。

 

そうした環境づくりが

病気や心の不安定さを持つ方々の

支援の肝と言えるのではないでしょうか。

 

人がまず求めるものは

「安心」だと感じています。

 

今の自分がどんなに未熟であっても、

過去にたくさん失敗をしてきたとしても、

自分も否定してしまう状況であっても、

 

そんな自分ですら

丸ごと受け容れてくれる人がいれば

人は安心することができるものです。

 

そして、

「安心」できる環境づくりの根本は

相手を「信じる」ことです。

 

私たちの会社の行動指針第7条は

「信じる」ことを人間関係の基本とする、

というものです。

 

私たちは信じます。

メンバーの可能性を。

信じることが志事なのです。

 

一般的な福祉的支援の観点では、

充実したスキル訓練や

多種多様なプログラムを

重要視しがちですが、

 

私たちは、

支援に携わる側が「信じる」ことが

最も重要であると感じています。

 

メンバー(サービス利用者)が

どんな状況であっても、

どんな過去であったとしても、

信じる。

 

信じ合う人間関係がある程度

構築されることによって初めて

「安心」できる環境づくりになっていくと思うのです。

 

安心することができれば、

人は自然と主体性を持ち始め、

自分のペースで成長したり

回復していくものなのです。