Rememberの取り組みについて

株式会社Remember代表・前川航太朗のブログ。情報発信、学びや気付きのシェアなど。

「ひきこもり」や「心の病気」を本当に解決するために必要なこと

最近、「ひきこもり」や「心の病気」に関する事件が多発しています。私見ですが、こうした問題の根本解決のために必要なことを挙げてみました。 1 どんなに未熟な自分を表現しても受け容れてくれる人たちの繋がり(群れ)に所属して、安心感を感じること。孤…

信じることが安心につながる

人は他人から教わることなく 自ら成長していく力を持っています。 人はたとえ病気になったとしても 自ら修復していく力を持っています。 それができる必要十分な環境さえ整っていれば、 人は自動的に成長したり、 修復していくことができるのです。 そうした…

「ご家族の会」の目的

私たちの施設では、 毎月1回「ご家族の会」を開催しています。 (奇数月は第3土曜日、偶数月は第3水曜日) ご家族の会では、 私から施設で行っている支援について 説明させていいただいたり、 ご家族側からできるアプローチである 「愛着の安定化」「食事…

「過不足のない関わり」と「安心感」

他人と関わる上で 一番むずかしいと感じているのは、 相手への介入(関わり)の度合いだと思っています。 以前、徳島県にある「NPO法人自然スクールトエック」さんの あるワークショップに参加した際に、 「過不足のない」関わりをしている様子を見てきまし…

安定の後に成長あり

心が不安定な状態の人に いくら正論を伝えたり、 教育的指導を行ったとしても、 それが相手に染み入ることは ほとんど期待できません。 なぜならば、 心が不安定な状態では それを聞き入れる余裕がないためです。 親のみなさんは、 「働きなさい」とよく言い…

私たちが取り組んでいる4つの支援アプローチ

私たちの施設には、 心に起因する病気や症状をお持ちの方たち、 心身の状態が不安定な方たちが 社会復帰や就労を目指して通所されています。 「人が怖い」「周りの人からどう思われているか不安」 「自分が嫌い」「自信がない」「自分なんて価値がない」 「…

私たちの活動について

生き方や働き方について、 悩む人や解らないという人が多いですが、 それはそうしたことについて学ぶ機会がなかったからだと思います。 私たちが運営する障害福祉サービス事業所「ココカラ」は、 生き方や働き方について学ぶことができる場所です。 人は誰も…

怪我という「いただきもの」

5日前の夜に スタッフとバドミントンをしていた時のことです。 プレイ中におかしな滑り方をしてしまい、 右脚のアキレス腱を痛めてしまいました。 断裂まではいかなかったので良かったのですが、 アキレス腱がほぼ断裂していたため、 ギブス生活となりまし…

その人の在り方に相応しい結果が訪れる

つい先週のことですが、 私たちの施設に約3年間通所していた 50代半ばの男性メンバーAさんが ある官公庁での採用が決まりました。 私個人的には、 このことが本当に本当に嬉しかったのです。 約3年前、Aさんのサービス利用開始当時は、 月に2日程度しか来所…

出来事の真意を読み、柔和に変化・改善していく

生きていく上で、様々な出来事が起こりますが、 それらの出来事には必ず真意があると 私たちは考えています。 自分が発している響き、意識、状態に相応しい出来事が、 相応しいタイミングで起こり続けます。 これは、この世界の法則だと思います。 ですから…